Izima Kaoru
1954年生まれ。
1980年頃から、音楽雑誌やカルチャー誌においてミュージシャンの撮影を皮切りに、数々のレコードジャケットを撮影。さらに「流行通信」や「ハイファッション」「マリークレール」などを舞台に、常に既存の「美」という概念に疑問を投げかける衝撃的な写真でファッション、広告の分野で活動しながら、1994年ファッション誌『zyappu』(ジャップ)を創刊。誌面上で、連載企画『連続女優殺人事件』を開始。事件現場写真を模したアングルで、最新のファッションをまとい、美しい風景の中で死を演じる女優を捉え、ファッション、芸能、アート、様々な分野から注目を浴びる。1999年『zyappu』休刊後は、主に欧米のアートシーンで活躍。美術館、ギャラリーなど様々な場面で作品発表を続けてきた。